とてもよかった本です。人生においてもヒントを得られるような、ものの見方・考え方に刺激を与えてくれる一冊です。
ネタバレですが、今後の自分のために内容を記録します。
発想のからくり(クリエイティブに考えるときの思考法)
1.課題・・・具体的で身近ですぐできそうで、リニア(直線的)なもの
2.アイデア・・・ラダリング法(価値観←情緒的価値←機能的価値←商品の特徴)。ジェームス・W・ヤングの発想法(いったん忘れる)。たくさん考えてたくさん捨てる。
3.構造・・・構造を把握すれば余裕がうまれる。見えない世界の構造を見通す。要素と主因子。
4.コンセプト・・・ひとことですべてを縮約する本質的なもの。コンセプトが違えば、まったく違うものになる。
5.ポジショニング・・・人々のパーセプションで一番になることが重要。ポジショニングで競争のルールを変える。オリジナリティ、オンリーワン。新しい尺度のほうが魅力的であると説得しなければならない。
6.ブランド・・・安心・ゆたかな気持ち・シンプルでうまくいっている小宇宙をみせてくれる。マーケティング・コミュニケーションは蓄積されてブランド資産となる。社会で共有され、頭の中につくられるもの。他人が認めてくれてはじめて、成立する。
7.記号・・・シニフィアン+シニフィエ=シーニュをつなぎかえる、新しい価値の発見
「疑う力」をみがくこと。本当に”自分の頭で”考えているのだろうか。見える世界を疑い、見えない世界に到達する。
自分の見ている社会は、自分独自のものであると同時に他者と共有したものである。
アイデアは自分の頭で思い込んでいるだけではなく、言葉なりビジュアルなりに表現して他者を説得し、アイデアを社会化しなければなりません。
参考図書
「アイデアのつくり方」 ジャームズ・W・ヤング
「ブランド・エクイティ戦略」 デビッド・アーカー
>ブランド資産=ブランド認知・知覚品質・ブランド連想・ブランドロイヤルティ
「消費者・コミュニケーション戦略」 田中洋/清水聰
「売れるもマーケ 当たるもマーケーマーケティング22の法則」 アル・ライズ/ジャック・トラウト>ポジショニング
「モォツアルト」「様々な意匠」 小林秀雄